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  In Maienfeld 2018.6
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3月25日から二泊三日で島根~鳥取に行ってきました。

出雲大社・白兎海岸・鳥取砂丘・渡辺美術館は、22年前に旅行したところ。
神魂神社は20年前に妹が結婚式を挙げた神社。
玉造温泉は両親の新婚旅行の地。

計画のときから、あそこも行きたい、ここも行きたいでめっちゃハードスケジュール。
でも、実際はどこに行っても、ゆったり穏やかにたっぷりと時間を使えました。
三日間という短い時間だったのに、もっと長い時間日常から離れていた感覚。
出雲の神様が心を解放してくれたみたい(๑˃̵ᴗ˂̵)
とっても楽しかった❤
 
1日目
出雲大社


弘法寺 -弁財天-


西光院 -毘沙門天


洞光寺 -恵比寿-


2日目
白兎神社


鳥取砂丘


渡辺美術館


松源寺 -大黒天-
  

神魂神社



3日目
本性寺 -寿老人-


竜閣寺 -福緑寿-


清厳寺 -布袋尊-
  

玉造温泉「長生閣」


今回、出雲七福神巡りしてきたのでしたemoji
温泉めぐりしたかったけど、巡る時間はとれず夜だけ玉造温泉と湯の川温泉を満喫emoji
3日間ともお天気に恵まれてハッピー。
20年前の記憶と比べながら、変わらない世界に浸ってました。

また行きたいな。


最後は、長生閣の温泉へ。

ここは、両親の新婚旅行の宿泊ホテルなの。
だから、ここの温泉に入りたかった。
 
 


めのう風呂と庭園露天風呂が自慢の温泉ということ♡
 



気持ちよかった。
昨日は立ち寄り湯なかったけど、今日は入れてハッピーだった。
島根の温泉って九州の温泉と違う。

さて、髪も洗ってお風呂上りすっぴんのまま、JRと新幹線4時間の帰路につきました。
(マスクして顔を隠してましたが。)
博多駅で〆のラーメン。
 
実はね、玉造温泉を出て、ナビをセットした瞬間、時間が足りないことに気付きました。
レンタカー会社着時間が、スーパーおき発車時間の14分前。
ニコニコレンタカーは駅まで、徒歩7分の距離。
徒歩7分て実質徒歩10分やし。
間に合わない!!
ヤバい。
で、結果、走って走って間に合ったのですが、何も食べないままでめっちゃ空腹だった。
間に合ったのはレンタカーの担当の男性の手際良い処理のおかげ。
ホント、ありがとうございます。

今回の旅行はすごくついてた。
お天気にも、出逢う人にも恵まれて、すごく楽しかったよん。

「道の駅 神話の里 白うさぎ.」で買ったこれ。



めっちゃ、うま❤

あと、これは絶対お土産に買いたい。



どっちから見ても「ウサギ❤」
どっちのウサギもかわいい。

清巌寺は、出雲七福神の布袋尊を祀っています。

住所:島根県松江市玉湯町玉造530
宗派:臨済宗妙心寺派

清巌寺は臨済宗妙心寺派に属し、温泉山と号している。
本尊は阿弥陀如来で安阿弥(あんあみ)作と伝えられ、高さ55cmの立像である。
寛永14年(1637)松江円成寺二世瑞岩和尚の開山とされているが、寺はそれ以前からあり、江戸時代初期には慶勝院と呼ばれていた。
また、出雲観音霊場三十三番札所の最後の札所岩屋寺(いわやじ)も今はこの境内にあるそうです。

美しいお庭でした。
中に自由に入って良かったので上でお参りしました。






これにて、出雲七福神参りは終了しました。
無事に七つの神様にお参り出来てほっとしました。

この後、玉造温泉長生閣です♡

竜覚寺は、出雲七福神の福禄寿を祀っています。

住所:島根県松江市寺町166
宗派:曹洞宗

松江市内の中心、寺町一帯は「寺町」という町名だけあっていたるところにお寺がありました。
  
 
大きな松の木が本堂の前から向かいの塀まで伸びている様が龍みたいだった。
まさに竜閣寺だと思った。
仁王門がお出迎え。
 


本性寺は、出雲七福神の寿老人を祀っています。

住所:島根県出雲市小境町132
宗派:臨済宗妙心寺派

3日目も朝から晴天で気持ち良い。
7時20分にホテルを出て、8時に本性寺に着いた。
気持ちいいー。
 
山門前に童顔の和顔地蔵がいらっしゃいました。
とても可愛い表情で自然に笑顔になれるお地蔵様。

山門から眺める池が美しい。
 

境内にはいると凛とした雰囲気。
埃も塵のかけらもないような澄み切った空気。息をするのが気持ちいい。


銀杏の木が黄色に色づいたらキレイだろうなーって思った。 


掃き清められた砂紋。(砂紋はほうき目とも言うんだって)
朝早いのにきれいに手入れされてる。心地いい。


 

「御用がある方はお呼びください。」と書かれてあったのでインターホン押して拝観させてもらいました。
お呼びしてお参りすることないからドキドキした。笑
中は厳かな雰囲気で、気が引き締まって清々しい気持ち。

ハクモクレンが咲いていた。
枝も花もまっすぐ上に向かう咲き方が珍しい。

部屋から毎年見ていたハクモクレンがなくなってから、ハクモクレンが大好きになった。
いっつもそう。
失くしてから好きになる。

本性寺は自然の中にありました。
駐車場に向かうまでの道もきれいに手入れされていて、安らぎを感じました。


桜の木。
花が咲いたらきれいだろうな。。
 
 
本性寺の住職さん、ありがとうございました。
お話できて嬉しかったです。

3日目は、7時20分スタート。

朝、ホテルの窓から外を見たら、雲海が広がってた。
昨日の夜、たくさん雨が降ったみたいで道路は濡れてたけど、清々しい晴れのお天気。


本性寺に向かう途中、斐伊川があまりにきれいだから車を停めて眺めた。
神秘的でした♡
 
帰宅して調べたら、斐伊川は、奈良時代に編纂された「古事記」「日本書紀」にもその名がが登場するなど神話に濃く彩られた河川で「八岐大蛇やまたのおろち)」「国引き」神話など多くの伝説が残されているそう。
うん。だって、すごく神秘的だった。

お昼ごはんは、美保関の行列ができるお食事どこ「まつや」


一日30食限定 海鮮丼 1280円 ばりボリューム❤

生ホタテ、うまい♡
ベニズワイガニが甘い♡
いかがご飯の上に敷き詰められてた♡
メニューもたくさんあるし、毎日ここで食べたいやって思った。
月曜日、11時開店で15分後には満席で外で待ってる人7~8人でした。

この後、最後の七福神、布袋尊にお参りして玉造グランドホテル、長生閣の温泉で〆ます。




ここは20年前に妹が結婚式をあげた神社。

今でこそ、神社の結婚式がいいって思えるけど、当時はそんな考えなくて、神社で?しかも松江のどこか田舎の神社で?と驚いたものでした。
妹のお相手が、松江の人で彼の実家の希望でしたけど、今考えると神魂神社で結婚式なんてステキです。

主祭神:伊弉冉尊(いざなみのみこと)
創建:平安時代中期以降。現在の社殿は天正11年(1583年)の再建と考えられている。
(平安時代は、794年に桓武天皇が平安京"(京都)に都を移してから鎌倉幕府が成立するまでの約390年間。)

本殿は現存する大社造の社殿のうち最も古いといわれ、国宝に指定。

昨日と同じで最後の訪問地着時間は18時。
天気が良かったのでまだ明るい♡
ここの景色はまったく覚えてないけど神魂神社って書かれてる石碑に惹かれて、しばし眺める。
 

石で造られた手水舎(ちょうずしゃ)と石灯篭と緑色の苔がきれいで絵になる風景。
すてきだ♡  立ち去り難かった。。








20年経っても何も変わっていない。
20年は、人間にとっては長い時間だけれど、地や木、建物にとっては短い時間なんだなってしみじみ感じた。
わたしが生まれる前からここにいて、この世界からいなくなっても此処に在り続ける。
なんだか。。 人って小さいなって、いつものように小さいことを実感。
 

【1995のお写真】↓ 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この時から20年。。
色々なことがあって長かったけど、振り返るとあっという間。

階段を降りて社殿を見上げながら、また訪れたいけど遠いからもう来れないかな。。なんて思ったりした。



帰り際、山道を歩いていたら20年前にここを歩いた記憶がすっと頭に浮かんできた。
不思議だよね。 行きは思い出さなかったのに。
父や母、姉家族と私の家族みんなでがやがやと話しながら、天気がいい日で気持ちよかったこと。

【1995のお写真】
 

20年ぶりに訪れた神魂神社はなにも変わっていないように思えた。
 
あの時に戻れるなら、別の道に進みたい。
けれど、別の方向へ進んでも、きっと同じような「今」があるのかもしれない。

松源寺は出雲七福神の大黒天を祀っています。

住所:島根県安来市安来町東御幸通1446
宗派:曹洞宗 長楽山。(安来地方最初の曹洞宗寺院)

開山、同軌阿轍。開創、応永7年(1400年)
明治時代の仏師、雲海、亀斎作と伝わる仁王像2躯が安置されています。

山門へ続く階段。
気持ちいい。




中に入って振り返ってみた。
両脇に飾られた花がきれい。 どこのお寺も心が洗われるような、厳かな雰囲気。


大黒天堂。
 
松源寺では、ろうそく、お線香をあげてお参りしました。
檀家の方と話をすることもできて、パワーもらった感じ♡
ありがとうございます。

2日目、白兎海岸、鳥取砂丘、渡辺美術館をまわった後、島根県に戻って17時頃着。
付近一帯にお寺、霊園がたくさんあって、最初どこが松源寺なんだろうって思った。
お参りする山門に続く手前のお地蔵様や地蔵堂が並んでいる中に「硫黄島慰霊碑」がありました。
後で調べてみると島根県内の硫黄島戦死者は約600人だった。 
島根から硫黄島へ。。悲しい歴史です。
 
さて、七福神の大黒天は、福徳や財宝を与える福の神ですが、原形は闇の神様。
大黒は梵語の摩訶迦羅 (マハー・カーラ) の訳。マハーが大で、カーラが黒です。 
ヒンズー教ではシヴァ神の化身で、シヴァ神が世界を灰にする時この姿になるとされています。 
密教では自在天の化身です。

七福神の大黒さまは、狩衣のような服を着て頭巾をかぶり、右手に打出の小槌、左手に大きな袋を背負い、米俵の上に立っているのが一般的です。
俵に乗っている由緒は、毎日ご飯を供えてお参りすれば、一生食に不自由はさせないという意味で食堂や台所にまつられることが多かったそう。
また建物の中心となる太い柱を大黒柱と呼びますが、これは大黒さまが天・地・人を守る事から屋台骨を支えるものをこのように呼びます。

神道では大国主命 おおくにぬしのみこと と大黒天を結び付け、大国天とすることもあります。
神社にまつられる七福神では大国天が多いようです。


渡辺美術館は、鳥取市の医師、渡辺元が、昭和初期から60年余年に亘り収集した古美術品約3万点を収蔵する国内に類を見ない美術館です。

住所:鳥取県鳥取市覚寺堤下1-55-1

22年前、鳥取砂丘の帰り道、偶然目に留まって入館した。
鳥取県で見るところって鳥取砂丘だけと思っていた。
なのに、白兎海岸も渡辺美術館も深く記憶に残って、22年間ずっと再訪したいと思ってた場所。

今回、また来れてとっても嬉しかった♡
 

 

変わってないと思ったけど昔と比べたら展示物が増えてた。
【1995のお写真】↓
1月4日、寒くて夕方遅くて外暗くて、室内も暗くて、めっちゃ冷えてた。
 こんなに数多くの甲冑や兜が並んでると知らずに入館したから、リアルすぎてゾクゾクしたの覚えてる。
 

今回、外の光が入って明るいから雰囲気違うね。
 
 
「赤備」(あかそなえ)
赤色の甲冑、武具の隊であった武田信玄の隊を赤備といいます。
武田勝頼の滅亡により滅びた後、徳川家康が井伊直弼にこれを模倣させ、彦根藩の武士の赤備は幕末まで続いたそうです。
 
  


 徳川家家紋入 江戸時代
切小札緋威胴丸(きり・こざね・ひおどし・どうまる)
「子札」こざね⇒鉄や革製の小さな板を紐等で縦横に綴じて作られたもの。
「緋威」ひおどし⇒はなやかな緋色(ひいろ)に染めた革でつくった、よろいの縅(おどし)。

これ付けて戦で戦ったのかもしれない。。
 
  【1995のお写真】↓
今回、着物と鎖帷子、馬具の展示がなかったのが残念でした。
着物が古くて見応えあったんだよね。
鎖帷子は、これで命を支えてたんだと思って怖くなったの覚えてる。
きゃ、すごい、と思ったところでは写真撮ってるから記憶が鮮明。



3万点の中から定期的に展示の入れ替えしてるそうです。
 
入場料:900円(AEONカード持ってたから700円)でした。
昨今はインターネットゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」で鳥取藩主池田家ゆかりの名刀「浦島虎徹」を見に来る刀剣女子が増えてるんだって。
で、私もそれ?って聞かれた。

受付の女性、兜をつけさせてくれた係りの男性、ありがとうございました。
また、いつか来れたらいいな。

22年ぶり♡2回目の鳥取砂丘。


真っ先に目に飛び込んできたのは、マリンブルーの湖♡
天気が良かったので水色に光って美しい。
 

白い砂丘に浮かぶ水色は海外みたいでテンションアップ♡


32度の急斜面をもつ深さ20mの追後(おいご)スリバチにできたオアシス。
砂丘に降った雨が、砂丘列に挟まれた低地に地下水として湧き出しているので「オアシス」と呼ばれているそう。
晩秋から初秋にかけて出現して、夏はないんだって。

22年前、湖があった記憶がないから、写真をよく見たら少しだけ水が溜まってた。
雲は重たく、風は冷たく吹きすさんでて、砂は黒く、どんよりした真冬の鳥取砂丘。
当時の家族写真見ると砂丘の形が違ってる。


鳥取砂丘には、北東から南西方向に伸びた3列の大きな砂の丘があり、これを北側から順に第Ⅰ砂丘列・第2砂丘列・第3砂丘列と区別しています。
「馬の背」とよばれる第2砂丘列は、標高47m前後、最大傾斜が32°の高さ。


 ↓ この写真、高さが伝わる~


昔来た時は、頂上手前で怖くなったんじゃないかな。だってマンション15階の屋上くらいの高さだよ。ムリ。
今回は初めからから登らずにとなりの低い丘に登って馬の背を眺めた。
この高さでも頂上はビビるや。笑


 反対側の海を眺めるけど、高くて怖いーーー(๑˃̵ᴗ˂̵) 

風紋が美しい。
 
 


昔の記憶と違って、ちょうーきれいだった。❤
今日は天気がちょうど良い日なんだって。
これより晴れたら砂が舞うし、雨降ったら気持ち良くないから、ってお店のおばちゃんが教えてくれた。
 
鳥取砂丘、楽しかったー。
また、行きたいなー